全く関係ないが今日は13日目の金曜日である。

友人とLINEで会話していたところ「メタル系やメカ系の写真が良い」と唐突にお褒めの言葉を頂いた。

言われてみればそういうものについてよく見ている気がする。
スケッチをするとき、物をよく見ることが重要になるのだけど、写真においても同じであるということか。

一歩踏み込んで。素材感というものをよく意識する。

金属は好きだ。
そもそもカメラが好きなのも金属好きが嵩じてのところがあるような。
素材によって好きなものとそうでないものがある気がする。
磨き上げられた貴金属よりも、ちょっと汚れたり錆びたりしてくすんでるものがよい。
ただし、汚れてるものをたまに一気に磨き上げるのは楽しい。
真っ黒になっているシルバーアクセサリーがどっかにあるが、もう銀というより鉛筆っぽい色になっている。

プラ製品はあんまり好きではないが、工作精度の高いエンジニアリングプラスチックは見た目も綺麗だし触っていて気持ちがいい。
先日買ったレンズのBatisはフード部分のプラが本当に惜しかった。
金属のフードが自作できるならやりたいくらいである(まずやらない)。

革製品は好きだ。
自宅の靴屋カバン類は二桁年代に突入している連中もいる。
なんなら新品より中古のほうが好きである。
これはあんまり理解されない。
また、なぜか新品より中古品のほうが物持ちが多い。

2年落ちのMacbookは6年目を迎えるし、先日旅行先で落としてしまったα7S2は無事にチェックから戻ってきたのでまだまだ使えるだろう。
最近買い足したα7R2はまだ調子がよくわからないが、多分長持ちしそうな気がする。

よくわからないが、一定期間人が使ったもの、というほうが安心感や安全度が高い気がするのだ。説明しても理解されにくい気がするが。


木製の製品も好きだ。
スピーカーはたいてい木材である(一部金属のものもあるが)
革と同じく使ってあげたり油でふいて上げることで息を吹き返すのが素材として面白いのだろう。
既製品を買って自分のものに仕上げていく過程が楽しいようだ。

見た目に拘るとかよく言われるが、見た目というよりモノのあり方とか雰囲気とかそういうものには拘ってしまう気がする。

そういえば、こだわる、ということばは好きではない。
こだわることというのは変化を拒むことと同義と理解しているので、こだわらないことにこだわること、が好きなのだ。



土日はルールに従いおやすみ予定だけど、なんか思いつきで書くかも。