072_十一房珈琲 ボリビア・ベジャビスタ
・豆:ボリビア・ベジャビスタ:12g すりきり
・挽き:+ 18
・水:200 / 水道、浄水、シャワー
・蒸らし:0:10
・注ぎ:2:10
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9/20、3連休最初(で最後)のおやすみの日。(旅は休日ではあるがおやすみではない)
休日用の豆、ボリビア・ベジェビスタ。
旅がえりの疲れ、寝坊のあとに寝ぼけた頭で無心で豆を挽く。
相変わらずの強い甘み。豆の匂いにもいろいろあるなと思うけど、匂いはこれがすごい好きだ。何なら一番好きかもしれない。
蒸らしの時間を測りまちがって焦る。
お湯を一気に注ぎすぎてまた焦る。
焦りつつ、そそぎながら匂いと音で段々心がおちついていく。
珈琲を入れ、飲み続けてもうじき30日近くなるけど、友人が珈琲をいれろ、と勧めてきた理由がうっすらとわかってきた気がする。
注ぎながら、ずれた時間を補正しながら、
はずれた気分とうわずった心をひたすらドリップしていく作業。
紙のフィルターを通して音と匂いと熱が収斂していく感覚が落ち着く。
さて、今日は珈琲三昧の日だ。
073_Chigaya Commissary
ホットコーヒー:
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良い天気なので日本橋まで自転車でいくこととする。
都内は放置自転車にうるさいので、駐輪場の確保をした上でないと自転車に乗れないところがつらいところだ。
朝食が珈琲の付け合せ程度だったので自転車をこぎながら空腹を覚えていたらタコスランチのキーワードが目に入った。
「あ、タコス、たべたい」みたいな気分になったのでふらっと立ち寄ることに。
お店の前のスペースに自転車を置かせてもらってサクッと食べて出ようかなと。
このお店、ちょっと作りが変わっていて、細長い店舗の中に複数の店が軒を連ねている。
珈琲屋とタコス屋、ビール屋が全部別。
プチフードコートみたいな。
タコスは一皿1100円で割高、食べてみたところトッピングは悪くないけども味といいボリュームといいもう一息かな、あと、生地が重ねてあったのもあって食べにくさがあった。
コーヒーはOpenスペースでよく出されるようなカラっとした明るい味。
おそらく深煎の豆を粗目で挽いてるんだと思う。
苦みはあるがスッキリ飲みやすいので悪くない。
さて、ガソリン入れたので目的に向かう。
074_HARIO Cafe & Lampwork Factory
ダークブレンド:
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日本橋はコレド室町のすぐ近く。
ガラス用品HARIOのアンテナショップ件カフェという位置づけらしい。
一階はガラスのアクセサリーを置いてあって男一人では少々入りづらい空気。
二階三階にHARIOの珈琲ドリッパーやミルを始めとしたガラス用品が並び、カフェスペースで珈琲もいただける。
ブレンドの種類がいくつかあって、800円からとのこと。
機材やさんのアンテナとしてはちょっと割高かな、と思いながら、説明を聞いて深煎のダークブレンドをオーダー。
ポットに半分くらい注がれた珈琲を見てお値段にちょっと納得した。
普段飲んでる量の倍くらいある、ごゆっくりお楽しみくださいということか。
まず驚いたのが、ほどほどの苦みの上に芳醇な甘さがのっかっていること。パンケーキのような風味。
カウンターの女性が説明してくれたのだが、甘さ、飲みやすさにこだわって豆を選別しているとのこと。
少し冷めたあとも若干の渋みが出るが飲み口は変わらず。
まさに「万人受けする、普及用の美味しい珈琲」というやつだ。
のみやすいという珈琲はそこそこあったけど、ここまで追求してあるのも珍しい。
自分の好みというより、「一般常識」としての珈琲のベンチマークにほしい豆だった。
冷凍庫の隙間が空いたら買いに来ることにする。
075-076_十一房珈琲
エクアドル・ラ・ジヴリア・シドラ
キューバ
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さて、珈琲を飲みに銀座の十一房珈琲に再訪。
限定品と好みに合いそうなものを併せのみで頼む。
一杯目はエクアドル・ラ・ジヴリア・シドラ。
比較的浅煎りで酸味が強い。
せっかくなのでお店のブログを拝見してみると、シドラ種の豆=シードル=りんご酒のことらしい。
りんごのような明るくすっきりした香りが特徴とのことだが。
「りんご、りんごか?うーん」
というかんじ。よくコーヒーの風味の例にブドウとか梨とかチェリーとか果物の名前を出される事が多いのだけど残念ながらしっくり来ることが多くない。
ナッツ系は、豆繋がりからか多少の納得感が得られることがあるが。
味覚については共有が難しいところなので一旦おいとくとして、味は比較的すっきりしているものの、飲みすすめるとのどにいがいが引っかかるものを覚えた。
りんごになぞらえると焦げたアップルパイみたい、というかんじだろうか。
そのときに感じたものだけど、深煎と浅煎りの好みって、肉のレアとウェルダンの好みに似ているのかも、と思い始めた。
焦げてるのが好き、ということだ。
さて、半分ほどエクアドルを残してキューバ。
結論からいうと、コレは刺激が強すぎ。
触れたところに刺さるような強い苦味は、水で洗い流しても杭のように残ったままになっている。
グァテマラの中深煎あたりを好みで飲んでいるので比較的焦げ目のついた苦いものが好みなのかと思っていたのだけど、度合いでいうと中深、若干深めあたりが自分の基準になりそうということがわかった。
先程のエクアドルと併せて飲んでみるが、エクアドルの甘みや酸味がキューバの刺激物に乗っ取られて全然残らない。
これを好んで飲むタイミングがあるとしたらほぼ気つけ薬代わりかなと。
この日大量の珈琲を摂取していたのもあるけど、喉がイガイガしてなかなかきつい状態になってしまった。
苦手な珈琲を知りにいく、というのもいい経験なのかな、と思いつつ、店主から勧められたスマトラを次回ためしてみようかと思う。
ちなみにせっかくカウンターに座って店主の手先を観察しようかと思ったのだが、隅っこに座ってなんとなく体幹の動きを眺めるような流れに。
次回は目の前に座らせてもらったまじまじと見ることにする。
次回次回と、課題は積み重なる限りである。
胸焼けがしてきたので今日の珈琲はコレで以上。
なにごとも程々が大事ということだ。
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