友人マツモトが恐竜を元ネタにしてアプリを作るというので、話に乗っかる。

雑な会話の流れ。

M「そしたらお前は恐竜を元ネタに面白おかしい文章書けよ」
S「いいけどどの恐竜書けばいいかだけ決めてくれ」
M「じゃあスズキにちなんでフタバスズキリュウ」
S「いやフタバスズキリュウ恐竜ちゃうやんけ」

そう、マツモトとの会話ではじめて知ったんだけど、フタバスズキリュウは首長竜という海生爬虫類であるとのこと。
恐竜、という分類は、二足、四足で地上で生息に適した構造を持った生き物で、今で言うところのトリやワニに近いのだそうな。

フタバスズキリュウはもともと福島県いわき市で、当時高校生二年生であった鈴木直さんによって発掘された。
現在鈴木さんはいわき市アンモナイトセンターで主任研究員を努めておられ、化石の発掘調査をライフワークとして続けている。
まさにいわき市に骨を埋めた人物である(化石だけに)。

以下ウィキベディア調べ

発掘場所は大久川海岸付近。もともとは露出していた白亜紀の地層、双葉層群山層でサメの歯の化石を発見したのがきっかけで更に発掘を続け、付近から首長竜の頸椎骨の化石を見つけるに至った。
連絡を受けた国立科学博物館の二人の博士が発掘に参加、実に四年の歳月をかけて全形を復元するに至った。

M「お前鈴木さんについてもっと面白おかしく書けよ」
S「やだよ。ご本人に会ったときにツッコミを受けることほど恥ずかしいことはねえだろ」
M「鈴木さんはな、化石の発掘のために30キロの道程を行ったりきたりしてたんだぞ」
S「ウソつけ300メートルって書いてあるぞ。盛りすぎだ」