コーヒーを飲むのは好きだったが、どんなコーヒーがいいのかいまいちよくわからず。 
そんなときにコーヒー狂いの友人から京都の市川屋珈琲を教えてもらう。

豆の種類は馬町ブレンド
初めて飲んだときに思った言葉が

「あ、これ毎日飲みたい味だ」


ということで、アマゾンでHARIOのコーヒードリップセットをまとめて購入。
ずっと勧められていた自宅での珈琲ドリップを開始することになった。
実験的にどんな珈琲をどのようにして飲んだか、をログにして残しておくことにする。

※引きの数字は細かさ(0が最も細かく、つまみの回転が多いほど粗い)

001 市川屋珈琲 馬町ブレンド:1回め

・豆:馬町ブレンド:12g すりきり(ちょっと多め)
・引き:0(最細)
・水:200 / 水道、浄水、シャワー
・蒸らし:0
・注ぎ:2:12 2分目処 / 3:40 抽出完了
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・味:スッキリ、苦味強し、刺すような酸味

豆を粉砕するところから初の珈琲ドリップ。
手順を確認しながらなのでわりとわちゃわちゃする。
味は思った以上にうまいが、お店で飲んだものとは細かく違う。
一番気になったのは酸味、強くはないが鋭い。
苦味も強く気になる。

002 市川屋珈琲 馬町ブレンド:2回め:★ 蒸し、抽出

・豆:馬町ブレンド:12g すりきり(ぴったり)
・引き:0(最細)
・水:200 / 水道、浄水、シャワー
・蒸らし:30
・注ぎ:4:30 4分目処 / 6:50 抽出完了
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・味:スッキリ、程よい苦味

一回目の味を受けて修正。
風味のために蒸らしが重要と友人からの指導あり。
30秒の目安を設けて蒸らした上で
倍の時間をかけて抽出する。
結果大成功。
気になる酸味は鳴りを潜め、苦味もほどよい。
お店で飲んだものに近いか、と言われると少し自信はないが、
抽出時間で大きく味が変化することを実感する。
以後ベンチマークはコレにして、ここから改善を加えていく。

003 市川屋珈琲 馬町ブレンド:3回め 大粗挽き

・豆:馬町ブレンド:12g すりきり(ぴったり)
・引き:10(大粗)
・水:200 / 水道、浄水、シャワー
・蒸らし:30
・注ぎ:4:37 4分目処 / 5:43 抽出完了
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・味:切れ味鋭い豆茶。パンチは薄いが美味しい。アイスにしたい。

引きの粗さで味が変わることを検証。
0(最も細かい)から比較してどの程度変わるのか。
ということで、ギリギリまで攻めるためにコーヒーミルのつまみを十回転。
珈琲粉ではなくほぼ豆を粉砕した形が残っている。

「もったいないことしやがって…」との友人の嘆きを尻目に淡々と抽出を実行。
入れ方はほぼ二回目をなぞるが、
割れた豆の隙間をお湯が滴り落ちるので、ドリッパーの中にお湯が全くたまらず、
抽出時間はかなり短くなった。

味に関して、コーヒーとしてうまいか、はさておきかなり美味しい。
こういう珈琲出すところあるなーという印象。
切れ味がある、美味しい豆茶といったところ。
もったいない入れ方ではあるが、夜間やお腹の調子が悪いけどコーヒーのみたいな、
というときにかる~く入れるのに向いていそう。

さて、明日以降どう味覚が変わっていくかが楽しみ。