記念すべき30日目。
11/24を最終日とすると残り16日分。
大まかに3分の2は書ききったということだ。

実の兄貴に「ブログ継続のためにニンジンをぶら下げている」と言ったら、それはうまいね、と言われた。

目的達成のための手段を問わない。
手段に使った以上のコストを回収できるのであればいいのだ。
回収できるコストってなにかはようわからんけど。

さて。今日のテーマは「さもないもの」。

さもない、は漢字で「然もない」と書き、それほどでもない、たいしたことはないものを指す。

だいたい写真を撮っていると100枚のうち3割4割がそんなもの。
ただ、見返してみると構図はいまいちだけどモノのテクスチャーがよく出ていたり、手ブレしていけどやけに躍動感があったりと捨てるものの中にも面白いものがまざっていたりする。

スチルを毎月何千枚単位で撮っていると、AIで勝手に選別してくれるものがあれば便利だなとおもうことはなくもない。

ただ、撮ることがモノを作ることだとすれば、選ぶことはそれを作品に落とすことになるので、それを機械に任せてしまったら、最後のひと手間を手抜きし、画竜点睛を欠く、いわば自分の作品ではなくなってしまう。

さもないものをどう料理するか、というのもいい目標なのかもしれない。