土日は 広角ズームのSEL1635Zの出番だったので、数日ぶりのBatis40さん。
頻繁に触っていると、たまに触らない時期に懐かしさを感じたりする。
これが日常におちてきたということなのか。

河原を歩いているとやけにカラフルなテントが見えてきた。
このへんに住み始めて3年経つが、去年まではなかった。

コロナや、それにともなう景気の影響で、職をあぶれたり住む家がなくなったりする人たちを考えずにはいられない。
僕は比較的博愛精神が薄いほうだが、それでもこの光景を見て思うところがないではない。

秋口の寒さを食むように一歩一歩歩く。
隅田川テラス、と名前はお上品で、きれいに世界を舗装はしてあるが、こぼれおちてくるものを受け止めた姿がきれいに見えるかはまた別問題ということ。

去年のしごとの状況次第ではあるいは自分もテントを敷いてこのへんに寝ていたのかもな、と考える。
すべてに感謝、とかいう言葉はヘドを吐くほどに好きではないが、今の生活を維持できているのは紛れもなく周辺にいてくれる人たちのおかげであり、改めて感謝の意を捧げたいと思う。

10月河川敷の夜は万人に寒い。