久々にコーヒーの話。

酸味が強いコーヒーが苦手、というのは男性全般の傾向ではあるらしい。
よく飲んでいる市川屋珈琲のブレンドの中では市川屋ブレンド、青磁ブレンドが比較的酸味が目立つのだが、最近挽き方によって酸味が強い珈琲もそこそこ美味しく飲める様になってきた。
好んで飲むのはどちらかというと苦味が強い重めの品種なんだけど、酸味が強い品種を上手く挽けるとスッキリ飲みやすいコーヒーになるので最近面白がって色々試しているところ。

豆を粗目に挽くと全体的に味が爽やかに(薄く)なるが、あまり粗く挽きすぎると単なる豆のお茶になってしまうため程々にしておくのが良い。

豆挽きに使用しているミルでいうとハリオのセラミックスリム
ミルの下部についているつまみを回して粗さ調節をする。
45度回転させると「カチャ」という音がするので、それを目安にして「何回音が鳴ったか」を回数の目安にしている。





大体濃いめ細かめに挽く苦い、重い深煎りの豆は15回。
粗目に挽くに挽く酸味が強く軽い、浅煎りの豆は20回あたりが好みの回数の目安になっている。

コーヒー豆を挽いて淹れるときの変数(味が変わる要素)を整理すると以下のようになる。


①挽き方
 ・粗い:薄い、スッキリ
 ・細かい:濃い、重い
②抽出時間
 ・短い:味が薄い、スッキリ飲みやすい
 ・長い:味が濃い、渋みやえぐみが出る
③お湯の温度
 →未調整
④蒸らし時間
 未調整

TIMEMOREのコーヒースケールを購入してから、②の抽出時間や豆の分量についてはほぼ狙ったとおりに入れられるようになったので、あとは③④の調整で好みや気分ごとの味を調節できるようになるとより狙った通りの味が楽しめるようになりそう。

さて、今日の写真は、地下鉄飯田橋駅から神楽坂方面に向かうルートの中で、メインストリートに並走する裏通りの「軽子坂」付近のもの。

地下鉄大江戸線の駅と直結するエリアで、近代的な建物と古い建物が混在している。
脇にそれるとかくれんぼ横丁というちょっとおもしろい石畳の通りがあり、まさに花街の裏路地といった風情があり、散歩にはもってこいである。